◆ 製品開発・提案能力
新栄電子計測器株式会社は、製品の開発および製造に関わる基礎技術から応用技術までを自社で保有しております。
創業から培ってきた豊富なデータと確かな技術力で、顧客ニーズを的確に捉えた安全・安心な製品を提供します。
また、計測のスペシャリストだからこそできる柔軟な発想でお客様の要望にもお答えします。
◆ クオリティ・スピード・コスト
新栄電子計測器株式会社は先に述べた通り、外部委託が最小限に抑えられる体系です。
そのため、徹底した管理プロセスの中で製品が製造され、迅速かつ低コストで高品質な製品を提供します。
◆ システムハウス
昨今、ハードウェア部門を持たず、ソフトウェアを専業とする会社が多い中、新栄電子計測器株式会社はハードウェア開発技術とソフトウェア開発技術のどちらも自社で保有する真のシステムハウスといえます。
新栄電子計測器株式会社ならではの高い技術力と提案力で、お客様に最適かつ最善なソリューションをワンストップで提供いたします。
専務取締役 坪谷光剛
藤沢市鵠沼神明出身55歳。
小中高と藤沢市内の学校を卒業後IBMの夜勤アルバイトなどを経て、32年前に創業当初の当時の社名「新栄電機」に入社。
何も分かっていなかった私を創業者、成勢明氏が早朝出社の特訓で鍛えてくれました。
まだプレハブの社屋で、冬はとても寒かったことを記憶しております。
32年間の新栄電子生活で一番強く印象に残っていることは、携帯電話のロジック部を当時、携帯電話のシェアナンバーワンだったPanasonicさんと開発したことです。
これは現在の当社の技術の基礎となっていると言っていいでしょう。
カメラがついてなった携帯電話は、やがて、カメラ付きに代わり、そしてカメラの検査装置の開発へと繋がって行きました。
これにより、全世界に工場を持っていたPanasonicさんのお仕事で、世界各国を飛び回り、お納めしたカメラ検査装置の調整に飛び回っていた時代もありました。
また、さらに携帯電話のバッテリーの寿命を検査するバッテリー検査装置の開発も行い、全国のDocomoショップで使っていただきました。
これは短時間の検査で携帯電話のバッテリーの寿命を測ることが出来る世界で初めての装置であり、この開発が現在の太陽光パネルの発電検査装置へと繋がってまいりました。
最新の大型白色LEDシミュレーターによる、太陽光と同程度の光源を保有する太陽光発電検査装置は、LEDの普及に伴い、長く使えて、長期的に見てコストの低い検査装置になっております。
このように携帯電話、携帯電話のカメラ、さらには太陽光発電などの新しい技術が、全国、全世界に向けて普及されていった背景には当社の様々な検査装置が存在したと言っても過言ではありません。
さて、今後の新栄電子計測器には、社会に向けて背負うべき課題があろうかと思います。
それは小学生や中学生がこうした技術開発を面白がってくれるような啓蒙活動です。
その子供たちが明日の日本の技術開発を進めてくれるに違いありません。
まずは藤沢市という地域から始めてもいいかも知れません。それはこの新栄電子計測器が藤沢の地で成長させていただいた感謝として地域に貢献することになるでしょう。
また、いつかはその啓蒙活動が、全国に、全世界に広がっていくならば、夢のある社会貢献活動になって行くでしょう。
我々がプレハブの小さな小屋で始めて来た細かな技術の研究、開発がいつまでも継続的に発展していくことになったら、それはとても幸せなことです。
技術開発部 ハードウエア開発課長 瀧田 能己
茅ヶ崎市出身の48歳
学生時代からのヘビメタバンドの活動を今でも続けているミュージシャン。ドラムス担当。
25~26歳のころ、半田付けや組み立てのアルバイトからから入社し2001年に正式に入社、バッテリーテスターの調整修理から始めて20余年、今は基盤の回路図やソフトウエアのプログラムを書く、新商品の技術開発の主軸的存在。
その技術はⅣカーブトレーサーのハードウエアに活かされて来た。
製造部や資材部などと協調して仕事をしていく「繋ぎ」の役割も担う。
当社は大きな会社ではないので、お客様から頂く仕様書への対応、さらにその仕様の変更や新しいアイディアにも柔軟に対応できるという強みがあります。
例えば最近の開発であるLED光源はさらに変換効率を高めて行けるかも知れません。自分が培って来たものはまだ完成形ではなく、これからもチャレンジを続けていく必要があります。
そして、これからは若い人にも新鮮なアイディアを出してもらって、今の新栄電子計測器に何が足らないのか?を試行錯誤しながら成長させていきたいと思います。
仲間がいて助け合って新しいものを創り出し続ける新栄電子計測器でありたいと考えております。