Auto Test System 人手に代わってロボットが自動化
周辺機器
基地局シミュレータ
電圧計
電源装置
オーディオアナライザ
概要
携帯電話や情報端末の機能自動検証評価システムで、人間の代わりにロボットがキーを操作し、状態をカメラで読み込み、画像を検査し機能を検証する装置です。いままでは、人間がキーを押し、表示部の画像確認を行っておりましたが、本システムでは、このような検証作業が自動化できます。
携帯電話の機能確認やソフトウエア検証と、自動化ラインでの動作検査に最適です。
用途
1)組込み機器の内部ソフト検証・機能検査の自動化
2)バグ再現テストの繰返し試験の自動化
3)端末内部ソフトの実行速度検証の自動化
4)セル生産ラインの検査要員の削減
導入効果
1)評価品質の向上・・・複雑化するファンクションをクマナク検証
2)評価コストの削減・・自動で検査出来るので、人件費削減
3)開発時間の短縮・・・新機種ラッシュに有効(シナリオ資産の再利用)
4)環境の統合化・・・・シナリオの管理で、各部門の評価が統合管理
特長
1)移動部に精密ボールネジを使用しているため耐久性が高い。
2)携帯電話のキー位置情報はファイル化されているので機種ファイルを選択することで実行出来ます。
3)コンパクトサイズで設置場所を選びません。パソコンの横で作業が出来ます。
4)画像処理用カメラ取り付けベースが用意されています。
5)制御は、パソコンからのUSBで行うので、どんな場所でも駆動出来ます。
6)実行プログラムは、DLL形式で供給しますので、VCやVBから使用出来ます。
操作仕様
動作範囲 | X=55 ・Y=80 ・Z=15 (mm) |
最大速度 | X・Y・Z=100(mm/sec)※ただし80mm移動時の速度 |
位置決め精度 | X・Y=0.1mm Z =0.3mm |
駆動方式 | X・Y・Z共ステッピングモータ(オープンループ) |
駆動機構 | X・Y・Z共移動は、すべりネジガイドはリニアーベアリング使用。 |
キー保護機能 | 保護ばねにより、荷重により変位しオーバーロードを防ぎます。 キー荷重はバネ圧により調整可能です。 |
ティーチングの方式 | パソコン画面上でのマニュアル操作画面から可能 |
外形寸法・重量 | W=220 D=365 H=300(mm) 重量=15Kg |
電 源 | ACアダプタ |
ソフト仕様(オプション)
自動検査ソフト
・Auto-Test:自動計測判定を行うソフト、シナリオ形式のコマンド実行プラットホーム
(シナリオ実行・編集確認が出来ます)
画像処理ソフト
・Image Checker :パターンマッチング・文字認識ツール・画像処理コマンド開発ソフト